見直しラジオ体操 (2018年12月20日号)
第二体操は、もっと面白い
見直しラジオ体操コーナー番外編の2回目です。引き続き、NPO法人全国ラジオ体操連盟1級ラジオ体操指導士の及川謙治さん(61、日立市)に、ラジオ体操の魅力を聞きます。
▲第二体操の「腕と脚を曲げ伸ばす運動」について説明する及川さん
―ラジオ体操は日立市発祥です。
「水木町出身で、ベルリン五輪に出場した体操選手の遠山喜一郎さんが考案した体操です。皆さんが学校で教わった県民体操も、遠山さんの考案です。ラジオ体操は県民の宝ともいえると思っています」
―ラジオ体操を始めたきっかけは。
「本格的に学び始めたのは50代からです。みんなで楽しくできて、街づくりにつながるようなものはないかなと探していて、ラジオ体操に出合いました。学び続けようと、指導士の試験にも挑戦し、先日、何とか1級に合格できました」
―夏休みのラジオ体操を行う地域は減っていると聞きます。
「子どもたち対象のものは減っていますが、対象を問わずに長く続けているところは多いです。呼んでいただければ、一緒に体操したいです」
―ユニークな夢がありますね。
「お正月に、日立の海岸で、初日の出とともにラジオ体操をするイベントはどうかなと。街の中で、突然ラジオ体操の音楽が流れ出して、何人かが踊りだすというパフォーマンスのフラッシュモブもやってみたいです」
―来月から、第二体操のコーナーが始まります。
「実は、やってみると、『第一体操よりも面白い』という人が多いんです。一緒に楽しみましょう」
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NPO法人全国ラジオ体操連盟1級ラジオ体操指導士
及川 謙治 さん |