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2019年10月10日号 暮らしを楽しむ 2019 Autumn 〜上〜

今夜はサバかキムチか 〜秋に楽しむ1人鍋〜

 本格的な秋がやってきた。鍋のシーズンの到来だ。みんなでわいわいとつつくのもいいが、最近は「1人鍋」も人気だという。「普通の鍋と、1人鍋では作り方がどう違うの?」という質問に答えるとすれば、「腕によりをかける」か、「気軽に」かというところ。シーズンの始まりは、とりあえず、「気軽に」楽しみたいもの。各地の鍋のゆかりの人たちのおすすめの「1人鍋」を聞いた。

 

【レシピ】 鮮魚店などでシメサバ用のサバを3枚に下ろしてもらい、お好みの厚さにカット。「しゃぶしゃぶ用に」と伝えてもいい。あとは、昆布でだしをとり、酒を加えて煮立てて、サバを10〜20秒、「しゃぶしゃぶ」とするだけ。「ポン酢で食べるのが一番」と今関さん。付け合わせは、長ネギやささがきにしたゴボウがおすすめだという。鍋は、「1人でやるなら手鍋で十分でしょ」と笑う。

魚忠(大洗町磯浜町987 TEL.029・267・5101 休=火曜、月1回水曜不定休)、海鮮料理店「ちゅう心」を併設

 大洗町の鮮魚店「魚忠」の代表の今関雅好さん(48)は、サバのしゃぶしゃぶをすすめた。今関さんは、さまざまな分野の名人を決めるテレビ東京の番組「テレビチャンピオン」の「魚屋さん選手権」で準優勝している。「サバは、いまがまさに旬。1月頃まで楽しめるよ」










【レシピ】 具材は、白菜キムチ、ニラ、肉だんご、豚バラ肉、水、だし入りみそ。「うちはキムチをたくさん入れますが、キムチの量が少ない場合は、白菜などの野菜を加えて」。豚バラ肉や肉だんごを加えるのは、肉からもだしが出るから。キムチだけでは辛さが足りなければ、調味料のキムチの素(もと)を加えて調節するといいという。キムチの素は同社でも販売。「秘伝の味です」

本格手作りキムチ「いま泉」鉾田店(鉾田市当間551−1 TEL.0291・32・5600 休=無休、1月1日のみ休み)。水戸店(水戸市河和田町2896−12、TEL.029・309・0577、休=月曜)もある



  鉾田市でキムチを製造する「今泉食品」の社長の今泉卓矢さん(40)のおすすめは、もちろんキムチ鍋。「キムチは、ちょっと発酵が進んで酸味が出てしまったものでも、火を通すことでまろやかさが出てくるので、鍋に使うにはいい。肉とだし入りみそを入れるのがわが家流です」
















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