文へスキップ

よみうりタウンニュース 毎週木曜日発行の読売の地域情報紙 発行/茨城北部読売会 制作/読売茨城タウンニュース社

TEL. 029-221-6720

〒310-0805 茨城県水戸市中央2丁目7番37号
狩野ビル3階

タウンニュースARTICLE 一面記事

2018年8月4日号

思いをのせて生ける

▲枝物は繼v保さん(写真右)、花は檜山さん(同左)が担当。「互いの予想外の生け方が面白い」


「花いけバトル」全国大会出場 小瀬高3年生チーム〈常陸大宮〉


 常陸大宮市の県立小瀬高校3年、縺iくわ)久保彩花さん(17)、檜山百音(もね)さん(18)は、8月18・19日に香川県で開かれる全国大会「第2回全国高校生 花いけバトル」に向けて、夏休み返上で練習している。
 6月に東京で開かれた関東大会で優勝、全国出場を決めた。競技は、2人1チームで、用意された枝物や花の中から自由に選んで5分以内に即興で生ける。美しさや表現力、所作などの合計点で競う。
 東京の華道家で、大人の部の花いけバトルで活躍する上野雄次さんは、特別講師の1人。このほど同校で行われた練習では、「この作品は、一番何を表現したかったの?」「最後にカスミソウを入れてまとめようとするのは、誰もがやること。それじゃつまらない」などと、上野さんの厳しいアドバイスに食らいつくように、2人は何度も花を生けた。
 大会に挑戦するまでは、生け花の経験はなかったという2人。練習を重ねた今は、「近所を歩いていると、枝物や花たちが目に入るようになった」と檜山さん。繼v保さんは、「道端で花を見かけると、どうやって生けようかと、つい構成を考えちゃう」。
 JA常陸の大宮地区枝物部会が、花材を提供したり、講師を派遣したりして大会への挑戦を応援している。全国大会には家族も駆けつける。「応援してくれる人たちの思いものせて、すてきな作品を生けたい」と2人。













バナースペース

株式会社読売茨城タウンニュース社

〒310-0805
茨城県水戸市中央2丁目7番37号
狩野ビル3階

TEL 029-221-6720(代表)
FAX 029-227-7888

よみうり

タウンニュース

Facebook いいね!