よみうりタウンニュース 毎週木曜日発行の読売の地域情報紙 発行／茨城北部読売会 制作／読売茨城タウンニュース社

▲上写真＝新池北端の湿性生態園に向かう遊歩道　下左写真＝管理事務所近くのフジ棚　下中写真＝新池のスイレン、下右写真＝北山不動尊近くの水車小屋。北山公園管理事務所TEL.0296・78・3911


笠間・北山公園

　笠間市平町の北山公園には、園内の新池と白鳥湖の周囲を巡るように、トータルで3kmほどの遊歩道がある。その7割は、コナラ、サクラほかの広葉樹に覆われ、散歩を楽しむ人たちは木漏れ日の下を進むことになる。この時期の晴天の日は、あまりの心地よさから、のんびりとペースダウンしがち。周囲は、目の保養の材料にも事欠かない。頭上は青葉。小鳥たちの姿も多い。各所でスイレンなどの花々が咲き、池のコイたちが元気にエサを求める姿は、笑顔も誘う。同園管理スタッフの氏家明夫さん（7５）は、パトロールとして遊歩道を巡る。「仕事とはいえ、気持ちがいい。日々の変化もあってあきません」