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タウンニュースARTICLE 一面記事

2017年9月28日号

あこがれを力にして

▲来署した人に書類を渡し、言葉を交わす佐藤さん

高萩警察署 警察行政職員1年生 佐藤 雲花(きらら)さん


 高萩警察署会計課の警察行政職員、佐藤雲花さん(19)は、着任して、まもなく5か月になる。行政職員は、さまざまな事務仕事で警察組織を支える存在だ。
 高校時代には警察官を志したが、縁をつかむことができなかった。専門学校を経て、行政職員として再び、門をたたいたのは、「人に役立ちたい。困っている人を助けたい」という強い思いから。

春まではロングヘア

 子どものころから、テレビの警察署ドキュメンタリーに登場する優しい女性警察官が、あこがれ。「緊迫した場面でも柔らかい表情でみんなを落ち着かせる。とてもかっこいい」
 警察学校で学んだこの春、女性教官との間で、うれしくて忘れられないやりとりがあった。佐藤さんはそのころ、成人式まで伸ばすつもりだったロングヘアをばっさりと切った。自分への決意表明だった。新しいヘアスタイルを見た女性教官が、「とってもいいわよ」と言ってくれて、あこがれの人に警察組織の一員として認められた気がした。

 しかし、警察学校で1か月間学んだ後の警察署着任初日は、自分が本当に役に立てるのかと不安になった。各課をあいさつに回ったが、「緊張で、だれとも目を合わせられなかった」。

新人は“卒業”

 落とし物の受け渡しが、主な役割だ。引き取りに来た人は、深々と頭を下げたり、お礼の手紙をくれたりすることもあり、「拾ったのは私じゃないのに」と恐縮しながら、「見つかって良かった」と笑顔になる。
 事件や事故で、署内が緊迫することもある。そんなときは、深呼吸して、気持ちを落ち着かせてから、署内を見わたす。
 先輩たちの邪魔にならないことが目標だった日々は、もう過ぎた。「頼りにしてくださる人たちのためにも、いつまでも新人のままではいられません」










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